2026

べつに。

近年、私は関係性の構築やディレクション、現代アートの文脈を用いた表現を中心としてきた。しかし本展では、そうしたコンセプトや言い訳を削ぎ落とし、初めて「純粋な陶器」を展示する展覧会となった。これは、私が現代アート的手法に頼り、物質を素直に見せることを恐れているのではないかという、キュレーターの森田健からの痛烈な指摘を受けての試みである。器の素材感や表情、手触り。記号としての陶芸ではなく、ピュアに土という物質と向き合うこと。あえて現代美術の場(Project Space hazi)において、恥をかく覚悟で作家としての生身の姿を提示する展覧会である。

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